一人旅、この一枚

温泉神社の鳥居

温泉神社の鳥居

普段でもそうだけど、旅行中ともなると、やたらと写真を撮っている。
その中でコレと一枚選ぶとなると、上のやつだ。

そのこゝろは?

「地獄巡り」をするために、別府駅からバスに乗った。

終点のバス停を降りると、すぐに地獄の受付け窓口がみつかった。
目指すのはここなので、すぐに受付に行けばいい。
のだけど、そうはせずにしばらく歩いた。

人と一緒の旅行だったら「あった、あった、早く入ろう」となるだろう。

定番を外れあまのじゃくになれるのが、一人旅の良さだ。わたしはそのまま気まぐれに歩き出した。バス停付近からして人気が多かったわけではないのだが(みな大型観光バスでやってきて、まとめて地獄の中に消えるため)、ますますシンと静まりかえってくる。あれほどにぎにぎしかった看板も少くなる。

そうはいっても、立ち入り禁止と書いてあるわけでないのだから、日本国内、どこへ行くのも自由のはずだ… と思いつつも心細くなる一方。道は山の崖が迫って来ていて、「土砂崩れ注意」とも書いてある。そんな時、上方を見上げて目に入ったのが、鳥居だ。

随分と高い場所にあるものだが、扁額の文字は読み取れた。「温泉神社」と書いてある。旅行者用ではなく、地元の人がお参りする神社だと思われる。どんな思いで祀られているのだろう。どこへ行くのも自由ではあっても入ってはいけない場所があると、感じさせた。恐怖というか畏怖の念もわいてきた。

これもまた、一人で歩いていたからこそ味わえた感覚だ。人と一緒なら、鳥居に気付いても、気が大きくなっていることもあり、まず畏怖の念などわいてこない。

おそれと向かい合えること。日頃出会えないものと出会えること。
ああ、これが一人旅か!! と得心した瞬間を撮った一枚なのである。

Googleナビで知らない道もホーイホイ

別府の地図

行った場所

Googleナビって便利って、本当に思った。
Googleマップというアプリは従来からあったものの、わたしはこれを使うと逆に迷子になって、困っていた。

ところがGoogleマップアプリの「経路案内」の「開始」ボタンを押すと、自分の向かう方角に向かって道が出てくれる。そして右に曲がれとか左とか、音声で指示を出してくれる。要は、カーナビみたいなものだろうか??

おかげさんで、別府駅からバスで20分くらいの場所にある地獄から、歩いて「別府大学駅」まで行けた。
味噌なのは、地図の「九州横断道路」(黄色)ではなく、わきっちょの白い道をナビされて歩いたってことだ。
経路案内がなかったら、ぜったいに入ろうとは思わなかった、心細い道だった。

距離はけっこうあったけど、天気も良かったし、気ままにブラブラ歩けた。
ここらが一人旅の良いところだろう。誰かがいたら、まずもって「歩くの無理」という流れになったろうからだ。

地獄の写真


写真を撮った場所。


別府駅からバスで20から25分くらいかな。


最初に巡った地獄の、鬼山地獄はワニ園も兼ねていた。ワニの何がおもろいねん!!って感じだけど、ピクリとも動かないでへたっている姿がユニークだった。


鬼山地獄の外に咲いていた、見たことない植物。


そのアップ。


こちらはお隣の、かまど地獄。こちらは食べ物を売っていた。韓国語話すスタッフが、韓国人韓国客を盛り上げていてすごかった。ここで食べた「地獄プリン」は、わたしの人生でもっとも美味しいプリン。プリン史に残った。


これは、外国の旅行ブロガーも撮っていたアングル。クリックして大きくすると、地獄の湯煙にむせれる。笑。

旅のあと。

旅行に行く前、別府でもっともメジャーといえる場所と物を調べてリストアップしたんだけど、実際に行ったら、これは別府のほんの一部だなと思った。

検索上位に上がったサイトなので「別府ってこんな感じ」と判断してしまった。

わたしが別府に行って一番感じたのは、別府の魅力は海と山!! どっちもある!!

海に向かって歩いて、ふと後ろを振り向くと、とても大きくて美しい山が間近にある。

その感じがとてもいいのだ。

別府の道

海へ向かう。途中でgoogleナビを使用し、脇道を入って「別府大学駅」に着けた

山の名前は、鶴見岳、と思われる。しかもさっき鶴見岳で調べたら、なんと ロープウェイ がJR別府駅西口から『亀の井バス(湯布院線・堺線)』で20分のところにあったのである。あーもう、あるならあるって教えてほしい。 2017年 別府市の人気観光スポット ランキング 10選 【定番から穴場まで!】 TripAdvisor にも載ってないし!!

しかもしかもしかも、ロープウェイの駐車上前には 九州焼酎館 なんてのがあったのである。

なんでわたしはここへ行けなかったのか!! ここへ行きたかった。ここが一番行きたかった。行きたかったよ~~~ぐぐぐぐぐぐぐぐぐ ううううう(激しい嗚咽)

ああ嗚咽が止まらない。